☑︎ギックリ腰で動けない、歩くことも出来ない
☑︎ギックリ腰を何回も繰り返している
☑︎ズボンを履こうとした瞬間に腰がグキッとなり固まってしまった
☑︎顔を洗おうと屈んだ瞬間に腰がグキッとなり動けなくなった
ギックリ腰の場合は、痛くて仰向けやうつ伏せの姿勢になれません。そのため、いきなり施術をするのではなく、立位のままで、何らかの姿勢がとれる辺りまで調整を掛けます。
ギックリ腰の場合は、腰背部辺りの筋肉がカチンカチンに固くなっています。患者さんが一番楽な姿勢に合わせて、筋肉の緊張を緩消して行きます。
ギックリ腰や肩こり、関節痛などをはじめとした全ての痛み・コリは、筋肉が固くなること(筋肉の緊張)
による血管の圧迫が原因です。ギックリ腰に対しては、様々なアプローチ法がありますが、筋肉を軟らかくすることができれば、痛みは消えるということになります。
また、「ギックリ腰は癖になるという事を聞きますが、本当ですか?」とよく質問されます。
その答えは、1回で痛みが消失したから治ったと勘違いし、施術を止めたことにあります。ギックリ腰の本当の原因である身体の歪みを整えるまで、継続して施術すべきだったのです。
根本を治していないから、定期的にギックリ腰を繰り返す。ギックリ腰は癖になると勝手に思い込んでいるに過ぎないのです。
施術後は、同じような症状を繰り返さないため、元に戻らないようにするために、簡単なセルフケアやストレッチ、正しい姿勢の作り方などをお教えしています。
ギックリ腰とは、正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、①急激に発症する腰痛、②動作による痛みの悪化、③明らかな神経痛や麻痺などは合併しない、④レントゲンやMRIでははっきりした異常所見がない、⑤比較的短期間で治るなどを満たすものを言います。
すなわちはっきりした診断はつかないが短期間でおさまる腰痛、とも言えます。ギックリ腰は、些細なキッカケでも突然起こることがあります。またギックリ腰は、腰痛症と呼称される場合もあります。
「原因」
ギックリ腰の原因はハッキリ特定されていません。筋肉の捻挫のようなもの、炎症、関節の捻挫・炎症、線維論(椎間板の外側)の亀裂などが挙げられます。ギックリ腰は、「急性腰痛症」という正式名称からも想像されるように、急激な動作に伴って発症する場合が多いのですが、特に負荷もなく些細なきっかけで発症することも珍しくありません。症状は、原因となる動作に伴って突然腰が痛くなり、動けなくなります。多くは1~2週間程度で自然に回復します。
「注意が必要な状況」
椎間板ヘルニアや圧迫骨折、神経の障害などが潜んでいることもあるため、下記の症状がある場合は、
自己判断を避け、整形外科を受診することをお勧めします。
・痛みがとても強い
・時間が経っても症状が改善しない
・足が痺れる、爪先が動かない